人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スピンオフ L Lawliet

L FILE No.15
2月は期待の映画の公開ラッシュです。
この間も少し書きましたが、「エリザベス・ザ・ゴールデンエイジ」
「アメリカン・ギャングスター」…挙げればキリないほど。
ほんとにこんなに見に行けるのかな~。
中でも、「L change the worLd」は1年待ってましたね。

今日、金曜ロードショーで「DEATH NOTE前編」をやってて
DVD持ってるくせに、ほとんど見てしまいました。ながら族で(笑)
だってL×ロッテのコラボCMが流れるっていうんだもん。
コアラ編の他にも、電話編、テニス編と色々あるらしい。
ファン心理をついた、小憎らしい企画だなあ。
L PROJECTによると、今週は公開に先駆けて最後のL祭のようです。
(ローソンではLの宣伝アナウンスまで流れてるらしい;)
「L FILE NO.15」もその1つ。
蜷川実花さん撮りおろしの写真、そしてワタリの日記…。
妙に謎めいた風を装ってますが、言っちゃえばファンブックでしょ。
Lの知られざる日常、設定がやまほど…。
Lも寝るんだ~♪Lもトイレ行くんだ~♪お風呂入るんだ~♪
ってなミーハーな心が満たされる一冊です。

で、ちょっと嬉しかったんだけど(つい買っちゃった!)
蜷川さんの写真が、そういうミーハー心を刺激する写真ばっかり
だったので、逆に「これでLはいいのかな?」って事も思っちゃいました。

事実、何かのインタビューで松山ケンイチさん自身が
「Lという人物がここまで愛されて、もっと見たいと言われるのは嬉しい。
ただ、それをすべてやってしまうと、せっかく本編で
創り上げたL像を、壊してしまうことになる。」と言ってたんですよね…。
それはとっても共感できることで。
確かにLはキャラとして凄く人気があるけれど、
ミーハーに応えて作ったら、絶対に良い作品はできないですよね。

松山さんは、Lが絶対にしない事はしないと、
監督と口論してまで、再びLを創り上げたそうです。
Lが人を救うんじゃなく、LがL自身を救う物語にしたかったそうです。
そういうとこ、好きだなあ。
だから彼が、最後までLという人を演じてくれた事が嬉しかったです。

予告見る限り、ママチャリに乗ったり、L走り(?)まで見せてるけど
単に人気に肖った作品じゃないことを願っています。
なぜ、Lが微笑んで死ねたのか、やっぱり気になるから。
チケットは既に入手済みなので、なるべく早く見に行きたいと思います!
by you-lilly | 2008-02-01 23:56 | movie
<< 倉敷の夜 前髪とライブと私 >>