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ELEVEN FIRE CRACKERS TOUR 06-07~AFTER PARTY

ELEVEN FIRE CRACKERS TOUR 06-07~AFTER PARTY
/ Dynamord Label

やーっと見ましたよ。買ってからどんだけ暖めたかってくらい。
熱は冷めてない。


チケットが取れないとか、都合が悪くて行けないとか
そういうのは全然いいんだけど、やっぱり会えなかった分
他の音楽に目線が向いてしまって、ひどくエルレご無沙汰感が…

だから妙に冷静に見始めた気がします。
見始めて初めて、そういやこれ幕張だわ…とか気づく始末。
テナーのDVDもそうだったけど、普段ライブハウスでやってる人達が
幕張の舞台に立つと、うわー大きくなったなあと溜息が出る。

気になったのは、声が悪いなーってこと。
細美さんの高音が特に出ていなくて、擦れる。伸びない。
いきなりネガティブでごめんなさいなコメントだけど
ほんとにそれが気になってしまって、最初は入り込めなかったです。
あれはなんでだろ?
その前のツアーは、細美さんの声が潰れてしまって、
手術しなきゃいけないとか、もっとツアーをしなきゃチケットが
取れないお客さんに応えられないとか、そういう問題があったけど…
今回は大丈夫だと思ってたから、気になった。
たぶん、自分が行けてない分、歌の出来が気になったんだろな。

でも、そういうのを踏まえて落ち着いたら…
次第にライブそのものに感動できて、とてもよかったです。
高架線とか、本当にいい唄だと思った。

1番印象的だったのは、金星の前のMC。
「やーっとここ(胸)の穴が埋まった気がする。ほんと初めてだよ」
という言葉。

昔から、なんでこんなに輝いてるように見える人が
こういう事言うのかなって思っていたんですけど、
見かけでは解らない事はいっぱいあって
細美さんもその例外じゃないと、最近でこそ思うようになりました。

すごく、人から求められる事を欲してる。
どんなに成功していても、細美さんの心は埋まらなくて
客観的に、CDが売れるとか動員が増えていく事が
幸せじゃないんだなって解った。

ライブで満たされている自分が1番幸せなんだって言うのは、
それだけダイレクトに求められている自分を
リアルに感じる事が出来る場だからですよね。

「幸せ死にってジャンルがあったら、今絶対死んでる!」
って言葉にも、笑っちゃったけど、
この人はこういう人なんだーって思ったら少し切なくて泣けた。

幕張の広さに、バンドが遠くなってしまったと感じる人、
ライブ慣れしてない人の多さに、不完全燃焼を感じた人は
多々いたと思うけれど、
細美さんがこんな言葉を吐くんだったら
幕張もやってよかったのかなって。私は素直にそう思いました。

自分、このツアー参加してないしなあ…と思ってたんですけど
エンドロールを見たら、しっかり参加してた(笑)
11月16日のなんばHatch。
Allisterとストレイテナーとエルレガーデンという衝撃の3バン。
ツアーの最初すぎて忘れてたー。凄かったのにー(>_<)

対バンライブも刺激的でとてもイイもの魅せてもらったけど
今度こそはワンマンに戻らなきゃなあと思った。
会いたいもんなー。新曲も早く聴きたい。待ってるよ。

そうそう、この言葉も彼らしくてよかった。
「みんなライブハウスへ帰ろうぜ」
by you-lilly | 2007-11-07 19:25 | live
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