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24 SEASON 7

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20th Century Fox



やああっと。24のシーズン7を見終わりました!
シーズン6がしょぼかったので、全然期待していなかったのですが
意外に面白かったですよ、このシーズン。

CTUが閉鎖されているってとこからして、新しい展開ですけど
トニーの復活というありえない事態、初の女性アメリカ大統領就任など
見どころは満載で、なかなか見ごたえありました。

新キャラのルネがかっこよくて、仕事のデキる女!って感じでしたね。
てか、FBIがものすごくカッコ悪くてビックリした。
ジャニスとラリーの情けなさったら(笑)

政権の方ではケニンとか好きだったな。
あんた、おじさん好きだねってつっこまれたけど。
オリビアは最低でしたね。あれはパーマーの奥さん以来のウザったさ。

ピアース護衛官はすごくよかったです!アーロン大好き!
クロエも相変わらず、凄いテクで活躍しながら毒舌はいてステキでしたね。

個人的には、大好きだったビル・ブキャナンの殉死に涙・涙。
いつも愛すべきキャラを抹殺していってしまう、24スタイルには慣れっこですが
ビルが、ビルが~~っ!とショックはひとしおでしたね…。

トニーも死んでしまうんじゃないかって思ってましたけど
トニーは、FBIに拘束されて終わりましたね…。
というか、トニーの変貌には賛否両論あると思います。
あんなに愛されて、ジャックの唯一無二の戦友だった人を
ああいう形で復活させてよかったのかなと…。

国家に尽くした見返りに得たのは、家族の喪失。

テイラー大統領も、連邦捜査官であるジャック・バウアーも
そしてトニー・アルメイダも、同じ道をたどってしまったというのに
それぞれの選択はまた違うわけです。

トニーの叫びが今でも耳に残っています。
ミシェルとその子どもを殺されたトニーの哀しみはしごくまっとうでした。

でもそれを、国家の正義という形をとりながら復讐するトニーと
あくまで、他の人間の命を助け続けることで救われようとするジャック。
対照的でしたね。

個人的にはトニーが好きだったから、
トニーがあんな風になってしまったのは残念なのだけど、
ジャックとトニーの対照的な人生を描くという意味ではよかったのかな。

珍しく、シーズン終盤にむけて弱っていくジャックの姿が新鮮で
(生物兵器による感染の為死期が近づいているから当然なのだけど)
あんなに彼の真摯な落ち着いた言葉がきけたことは
なかったのではないかと思いました。

24の素晴らしいところは、常に時代の象徴であること。
たとえば、黒人大統領の就任をいち早く見こし、パーマー大統領を生み出した。
核兵器、生物兵器、化学兵器と様々なテロを予測して、国家の危機を警鐘した。
そして、それに対処していく複雑な人間の関係を描いてきた。

今回は、(おそらくヒラリーさんを)みたてた初の女性大統領をたてたことに加え
国家を崩壊させるほどの政治の腐敗と
アメリカが抱える傭兵組織会社の問題をリアルに描いていた。

ジャック・バウアーの公聴会で問われていた罪。
頭では法律が必要で、守るべきものであることはわかっている。
だが、現場ではそれが通用しないことがある…。
すごい複雑で答えのでない問いと闘いながら、この人は国家を救ってきた訳で。

ルネ・ウォーカーに対して
「教えることは何もない。自分の納得できる道を選べ」
と言って病院に入るジャックが感動的でした。
あれは、実際にテロと闘う連邦捜査官、そして戦地にいる兵士の
実の言葉なんだろうと思った。

自分は机上の理想論をたたいても
それを叶える裏には、いっぱい血が流れ、法を度外視した行為が行われているってこと。
それを絶対に正当化しては国家は立ちゆかないんだけれど…けれど…
綺麗事だけじゃすまないってこと。
すごくテイラー大統領の苦しみがわかって
非常に味わい深いシーズンでしたね。

終わり方は、少し中途半端だなあと思ったんです。
あと1時間あればきちんと完結できそうなのにって思ったほど。
でも、余韻と次への期待を残すのも24流ですね。

シーズン8では、孫娘にメロメロのジャックが見れるようなので楽しみです。
すこしは幸せになってほしいよ、ジャック。
by you-lilly | 2010-01-24 13:13 | tv series
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