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獣の奏者

やあ~っと研究発表が終わり、ほっとしました。
若いので、まだまだアドバイスを含んだ辛口コメントもあるのですが
それも未来ある私たちへの愛あってのこと。

「1年前より成長したね」とお褒めのお言葉を頂きました。
なんか、職場で父親とも母親とも思える人たちがいっぱいいるんだな。
年齢的にも。目線的にも。あったかい。ありがたい。
夏からずっと苦しんできたのを見ててくれたんですね。嬉しいことです。

ですが、何はともあれ終わった終わった!というので
5連休はまるまるエンジョイ!ノー仕事(笑)
美味しいものいっぱい食べさせてもらったり
関空帰りにりんくうプレミアムアウトレット行ってきたり。
リフレッシュしました~(^^)v

獣の奏者 I 闘蛇編

上橋 菜穂子 / 講談社



で、帰ってきてから一気に読みました。面白いよコレ!
文化人類学者さんが作者だけあって、なんか近いもの感じる…。
王様のブランチで、店主さん絶賛でした。
てか、前からNHKで見たことはあったんですよね。
予約して待っていた甲斐がありました。
母親の悲劇に始まっていくところがドキドキしましたね。
久々に読み応えのあるファンタジーに出会えた気がします。
今2冊目に突入していますが、1日で読み切りそうな勢いです。
昔から、のめりこむとすごいんだな☆

ガラスの仮面 44 (花とゆめCOMICS)

美内 すずえ / 白泉社



こっちはしぶとく続いているガラスの仮面。
最近新巻が出たので、実家で読むの待ってたんです。
読んで思ったんだけど、昔、連載の方で、
亜弓が目にケガをしてしまったところを読んだことがありました。
それ、何年も、相当前の話なんですけど(笑)

心よりも、形から入ることの方が得意な亜弓は
姿形は紅天女にふさわしくても、
実は役の心をつかむのが苦手なんですよね。
でも、目が見えなくなったことで、天女の思いを知るという…
結構重要なシーンに繋がっていくんです。

本当は当然北島マヤに紅天女をやらせようと考えていた作者が
ここへきて、努力の亜弓さんを、みすみす捨てられなくなり
本気でどちらに紅天女をやらせるのか悩んでしまったというのは有名な話。
この亜弓のケガが、一体どう繋がっているのか非常に深い気がします。

でも…演技云々より、案外「恋」が大きいのかもしれません。
本当の恋を知っていて、まさに人生をかけた恋をしているマヤと
全然恋をしようとしない亜弓は、大きな差があるんじゃないんでしょうか…。
姿形だけでなく、天女の心を理解できたとしても
亜弓の紅天女には、阿古弥の恋が表現できないんじゃないのかなあ。
邪推でした(笑)忘れてください。
by you-lilly | 2009-09-27 18:00 | book/comic
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