ホワイトバンド

前から書こうと思ってて、時間がなくて書けなかった事の1つ。ホワイトバンドってご存知ですか?ほっとけない世界の貧しさというNGOの連携キャンペーンが、貧困をなくそうというメッセージを多くの人間に知ってもらおうと、キャンペーングッズとなるホワイトバンドを販売しているのです。

実は貧民を貧困から救おうというキャンペーンは、いくらでもあります。しかしこの企画の違う所は、貧困の実態を世界の人々に知ってもらい個人の意識改革を促す。そこに重点が置かれています。自分の見知らぬ地で貧しさの為に死んでいく人がいる。大人でこの事を知らない人はいないと思います。その状況に慣れすぎて、この事実の重大さを軽く流すようになっているともいえます。だからこそ、個人個人の意識を変え、世界の貧困を最重要課題として取り組んでいく必要があるのです。世界の貧困をなくすために日本ができることは、援助をふやす、援助をよくする、最貧国の高すぎる返済金利を少なくする、貿易をフェアにする、この4つだという事です。一般人である我々がこれらの事を実際にやる事は難しいですが、民主主義国家であれば個人の意見もマジョリティとなれば大きな力となりますし、ホワイトバンドを身につけ、世界の貧困に目を向けるよう呼びかける事位は出来るでしょう。

残念だったのは、この世界(主にアフリカ)の貧困が主題とされたG8はイギリスのテロによって注目が薄れてしまった事です。しかしこのキャンペーンを広報している有名人にならってホワイトバンドを身につける人も多く、LIVE8やフジロックなどの音楽イベントでもアピールが高いので、これから益々キャンペーンに参加する人は増えるのではないでしょうか。本音を言えば、好きな人がやっているからという理由で身につけるのは嫌いですが、そういう軽い気持ちで動く人を取り込んでいかなければ、こういう意識改革は進まないのが現状です。

あのー誤解のないようにしたいのですが、有名人がきっかけで動くのが嫌なのでなく、この活動の趣旨を全く無視してホワイトバンドを買う様な事はしてほしくないという意味です。「偽善かもしれない」という言葉は、ボランティアをする人々が一度は直面する葛藤です。自分が良い事をしているという快楽にひたりたいのかもしれない、良い事をする自分はかっこ悪いかもしれない・・・。どう考えようと自由ですが、施しを必要としている側にとって、それが本当の善だろうと偽善だろうと関係ないって事と、要は本人が各々の確固たる意思でやればいいという事です。莫大な協力が必要なのです。キャンペーンの名前が投げかける通りです。「ほっとけるの?」それだけです。かくいう私もホワイトバンド欲しいですが、売ってるの見た事ないですねえ・・・

そして、このキャンペーンを知って初めてこういう活動に参加したという人も多いでしょうが、本当に世界の貧困を助ける為に私たちが出来る事というのは沢山あって、ホワイトバンド以外にも自分で動いて欲しいと思うのです。私がいた学校では毎週1日は昼御飯を節約して募金にしていたし、毎年バザーを行い、その収益総てをフィリピンとハイチに送っていました。またカンボジアの子供達に文房具や小物を詰め込んだポシェットを送る活動(愛のポシェット運動)や、クリスマス前には日本のホームレスの方々の為に腹巻や帽子を編んだり、募金を集めてお米や調味料を買って送ったり、実際に現地に行って炊き出しを行ったりしていました。何でもいいのです。出来る事は山ほどあります。日本にでさえ貧困がある事を、日本人は解っているでしょうか。



| Weblog | 2005-07-28 19:50:19 |

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by you-lilly | 2005-07-28 19:50 | weblog
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