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WILLPOLIS@横浜アリーナ1日目

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BUMP OF CHICKEN 2013 TOUR WILLPOLIS @横浜アリーナ

25日のライブレポートです。


注 ネタバレあり!




実は、今回のツアーは行く予定がありませんでした。
先行の頃、とても忙しくしていたこと、実はベストアルバムを買っていないこと…

色々理由はありますが、結局チケットをとる情熱が少なかったんでしょう。
数少ないトライでは、チケットが取れず
今回のライブは正直あきらめていました。

そこへ、チケットを譲ってもらえるというステキなメールが。
なんか運命を感じてしまいまして(笑)

突然おじゃますることになった横浜アリーナ1日目だったわけです。

私自身はNANO MUGEN FES以来の横アリでしたが
BUMPは実は横アリ初公演らしいですね!?

ライブ行って、メンバーがそう言っていて初めて知りました。
なんか、そういうのって嬉しいな。

ヒロさんが「なんか、まるくて、見えやすくて、いいね?」って
一生懸命、横アリを褒めてくれたのを覚えてます☆

夏フェスも行ってなかったし、
WILLPOLISの名古屋や福岡のセットリストもみていなかったので
本当にまっさらの状態で聞いてしまいました。

ベストアルバムリリース後のツアーだから
どんな選曲になるんだろう…ってそれだけが凄く楽しみでした。

アルバム先行のツアーでアルバム曲に浸りこむのも大好きなんですが
ベストアルバムのツアーって、すごくバンドの王道のライブになりそうな気がして。
ワクワク感は半端なかったです!


ただし、仕事で到着は開演ギリギリ30分前でした。
大急ぎでグッズ売り場に行って、黒のツアーTとバスタオルだけ買いました。

ほんとは白のツアーT買おうと思ってたけど
想像以上の布の質の悪さに(ゴメン笑)白は着れないと断念。
黒のリストバンドは欲しかったなあー。

そして急いで入場したら、もう10分もしないうちに開幕ですよ!
社会人って忙しい~。

チケットを見せるところで、ザイロバンドという光るバンドをもらいました。
このバンドのこと、全く知らなかったのでビックリしました。

色も数種類あって、赤・ピンク・青・黄・緑・オレンジ・白…
しかもそれぞれの、留めになっているBUMPロゴも様々な色なので
結局何種類あるのかな、このバンド。

ランダムにスタッフさんから渡されるので、選ぶことはできません。
私が1日目に渡されたのは、真っ白なBUMPザイロバンドでした。

ベルト部分も、留めの部分も、すべて真っ白。
カラーを希望してたけど、ま、いっか。
なんか、白ってBUMPっぽいから。(変なあきらめ)

会場で自分の席を探すと、もうすでにお客さんはいっぱいでした。
みんなザイロバンドをしていて、とてもカラフルな会場でした。

何度かザイロバンドの装着についてアナウンスが合った後、
機材を鳴らす音が響き、おもむろに「ボレロ」が流れ始めました。

「ボレロ」をSEに使い始めたのは、前のツアーからでしたかね?
ボレロは同じフレーズの繰り返しなので、徐々に盛り上がっていく感じが
とっても会場の昂揚感をあおります。

お客さんみんなが、ボレロのリズムに合わせて、強い拍を叩き始めました。
そして、ボレロの最後、絶頂にたどり着いた時
みんなが総立ちになって、電飾が一気に落とされました。

ライブの始まりです!

スクリーンにうつされるのはCGムービー。
これも前のツアーからお馴染みですが、FFっぽい画像が流れます。

空を飛ぶ飛空艇。
FFのような船員と、スターウォーズに出てくる生き物のような船員が。

その飛空艇のそばには、古代魚のような紫の生き物が大空を悠々と泳いでいます。

飛空艇からその古代魚をめがけて飛び降りた1人の船員は
ひもを結びつけた槍のようなものを、古代魚の頭につき刺すと
そこから、金平糖のような形をしたクリスタルがあらわれます。

クリスタルをつかんだ瞬間、船員は、跳びあがるように
鳴き声をあげる古代魚から、引き離され、飛空艇に戻っていきます…。

その頃、飛空艇の中では、
これまた不思議な生き物が首を突っ込むように入り込み
船員に何かを訴えようとしています。
とても生々しい、ETのような風貌の生き物。何の象徴なんでしょう。
すると、船員の胸の前にクリスタルが突然現れます。

そして、地上では。
壁に体をなげうって、壁を突き破ろうとする隊員。
彼が何回も何回も壁に体当たりをすると、ついに壁が崩れ落ちます。

飛空艇の船上。
デッキにいる船員2人がクリスタルを空にかざすと
そこから、突然異世界への扉が開きます。

まるでハリー・ポッターの世界のよう!
クリスタルが空を星のように飛び回るその眼下には
ヨーロッパの街並みのような、街灯のある街が。

これがWILLPOLIS(未来の都市・意思の都市:造語だそうで)??

そしてその星は…会場へ!!

ドーンという音とともに、暗闇のザイロバンドが輝き、大歓声が起こります。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ステージの前にはられた、幕の裏がライトアップされ
メンバーが舞台に現れたのが分かりました。

角度を変えて、1人ずつ影が浮かび上がります。

そして、最後に藤原さんが、ゆーっくりとギターを掲げると、またも大歓声。
それがライブの始まりの合図になりました。


01.Stage of the ground

大音響とともに、金と銀のテープが飛び出す!
ワオ。

(BUMPもこういうことやるようになったのね…)

別にこういう演出嫌いじゃないけど、BUMPには正直似合ってないです(笑)

Stage of the groundはドラムの音が大好きです。
大地をわきあがるような、ドラムの音で会場が一気に一体感に包まれます。
Yeah!でみんなが拳を突き上げる感じ。
ライブが懐かしすぎて、この感じ忘れてました。


02.firefly

拍手が鳴り終わるや否や、新曲をたたみかけていきます。
まずはfireflyです!

ザイロバンドが本当にホタルの光のように輝き、
この曲のために用意されたんじゃないかってくらいステキな光でした。

そして、会場には大きなバルーンボールが登場。
アリーナを中心に、みんなでトスアップ。
これまた、大きな空間に浮かぶ光の玉のようで、とっても幻想的でした。

光がきちんとコントロールされていて、一色のみで光ったり、二色交代で光ったり。
そのコントラストにうっとりする曲でした。

チャマが拳を突き上げて本日の第一声。
「みんな一緒にー!」ってあおったのがとても印象的☆


03.虹を待つ人

お次も新曲。
私、この曲まだDLしてない…(T T)

ザイロバンドとバルーンボールが、fireflyより鮮やかに輝き出しました。
虹の雰囲気を表しているのかな?

この曲は映像や映画の広告で聞いてた時より
広い会場で、みんなで聞いた方がずっとダイナミックでした。



~MC~

ここでブレイク。会場がすっと明るくなると、チャマがご挨拶。

「ツアーWILLPOLISへようこそ!BUMP OF CHICKENです!
 4人を代表して言わせて下さい。横浜、会いたかったぞーー!!!」

あいかわらず、せきを切ったように、凄い勢いで喋るチャマ。

今回チケットがとれなかった人がたくさんいるって分かってる、
チケットとれても、仕事だとか、風邪ひいちゃったとか、いろんな理由で
ここに来られない人がいるってこと、俺達はわかってこのステージに立っています。


だからその人たちにも届くようにやるんで、聞いてくださいって必死に言ってました。

毎回こう言ってくれるのは、ほんとにとっても嬉しいけど、よくよく聞いてると
「チケットとれなかった人のためにやるんで!」って言ってました(笑)

えー!?まずはここにいる人に歌ってよ…(^^;
チャマ、焦って喋りすぎです。「ために・も」でしょ!!誤解されちゃうよー。

でもどの席の人にもちゃんと届けるって約束してくれて
後ろの方の席にも、寂しがらないでねって手をふってくれました。

「このメンバーで、この横浜アリーナに集まるのは、今日が最初で最後です。
 協力しあって、一生に一度のステキなライブにしていこうぜ!」


04.sailing day

この曲聞くと、いろんなものが飛んでくるPVを思い出します…
けっこうライブでよく聴きますね。
自分がライブでヒットする確率高い曲かもしれません。


05.ゼロ

ゼロ、実はすごく好きなんです。このダークな感じが。
1曲目からずっと立て続けにアガる曲ばかりだったので
そろそろ、しっとり聞かせる系の曲がくるかな~っと期待してしまいました。

最初から気づいてましたが、藤原さん、このツアーで声、絶好調ですね!!
ゼロの歌聞いて、ぞわ~っときました。

~MC~

ここで突然のMC。このタイミングで入ると思わなかったので
すごくビックリしました。

それも藤原さんです。

「調子のわるい人いないですか?」ぼそーっと言いました。

「ぎゅうっと前につめちゃうのも分かるけど、まわりに気つかって
元気な人は調子悪い人のこと助けてあげてくださいね。

調子悪い人は、勇気を出して、まわりの人に気分悪いって言ってね。

そしたら…後はどうにでもなる(笑)
きっと、なんとかなります(笑)なるんだよ、ほんと、どうにでもなります!」

なんか、この「どうにでもなる」がツボにはまったらしく、えらい連呼する藤くん。
笑っちゃいました。確かに、アリーナ最前線は、生き抜くのに必死エリアだもんね。

「楽しんでますか?僕らも、すごく楽しいです。ありがとう!」

みんな拍手。

「じゃ歌うか…あれ、イヤモニがどっかいっちゃった…すぐ外しちゃうから…
 なんか、色々ついてるじゃないですか、だから…イボイボがね…わかんなくなって…
 じゃ、歌います!!(笑)」

なんか、今日の藤くんはユルいな~って第一印象。
お客さんにかる~く答える感じが、なんか私の藤原さんのライブでのイメージと違って
変に親しみやすい、ハイテンション(^^)b

まったく喋らない、こわ~い緊張感もった藤原さんも好きですが
たまには、こんな雰囲気の藤原さんもよいですね。


06.プラネタリウム

チャマとヒロさんが、手をゆっくりかざし始めると、会場もそれにならって揺れ出します。
ザイロバンドがまた、蛍の光のように輝き始め、
会場すべてがプラネタリウムになったようでした。

私、このザイロバンドってあまり好きじゃないんだけど(ことBUMPのライブに関しては。)
そもそも、BUMPの曲ってこのバンドの光みたいな
宇宙の中のたった一つの光のような歌が多いんだなあって実感してしまった。

この曲で歌詞、変えてましたね。
確かには覚えてないけど、いつも変えてくれる。
この歌に出てくる星は、ライブに参加している「キミ」なんだってこと。歌ってくれる。



07.花の名

この歌は大好きなので、イントロが鳴った瞬間、じーんときました。
「聞こう」って会場中が息をひそめます。


花の名も、歌詞が変わっていました。
…というか、花の名が一番歌詞がたくさん変わっていました。

でも今までと、全然違っていたところが
「僕がここにおく唄は みんなと出会えた 証拠で
歌う力を借りたから ここに立つうちに 返さなきゃ」って言葉でした。

毎回毎回、よくもまあ、こんな風に歌詞が上手にかえられるもんだなって思います。

事前に考えておくわけでもないみたいだし、歌いながら上手に
その時の気持ちに合う言葉が、音にぴったりあって紡ぎだされるっていうのが…感嘆。


「会いたい人がいるのなら それを待っている人がいる ここにも」

会場のみんなを指して、ふっと笑う。みんなと気持ちがすっと合う瞬間です。

最後「あなたにだけ 伝える 今がある」

ライブならではですね。
花の名は、いつ聞いても、全く別の歌を聞いたみたいで心に沁みます。
だから好きなのかな?

藤くん「どうもありがとう」ってまた、あの優しい声で、ぼそりとマイクに囁きました。

花の名を歌い終わった後って、マラソンした後みたいに、言葉を言ってくれる印象。


08.ダイヤモンド

ギターのアルペジオですぐ分かりました。
ダイヤモンド、この曲もいつ聞いてもいいですー。

大サビの前。
「何回転んだっていいよ!何回迷ったって…いいよ!」

会場中を許してくれるように叫んでました。



~中断~

ここで、メンバーが楽器を置き、ステージにハシゴがかけられました。
スポットライトが、正面から見て左よりの道に当たり、
メンバーが後方のステージに移動することが分かりました。

通称「はずかし島」
いつからこう呼ばれるようになったのか(笑)

恥ずかしいなら、やらなきゃいいのにねえ。
でも、後ろの人は嬉しいですよね。

すぐに移動してくれるなら、私もいいなって思うんだけど
移動の間、メンバーがアリーナの人と握手したりハイタッチするのを
じーっと待ってるのは、ちょっと退屈かな(>_<)
この時間で1曲くらいできそうだもん。


やあっと恥ずかし島に到着したら、後ろのみんなにご挨拶。
チャマは座って、足を組みます。

09.グッドラック

この曲、最初なんだか分かりませんでした(申し訳ない)
ちゃんと、ライブで演奏してくれるんですね。
…って後から調べたら、前のツアーでも聞いていました(笑)

アコースティックで演奏されると、とっても聞きいっちゃいました。
藤原さん、さっきも書いたけど、のどの調子が絶好調です!



10.飴玉の唄

11.~星の鳥~メーデー
12.カルマ
13.車輪の唄
14.天体観測
15.fire Sign

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16.真っ赤な空を見ただろうか
17.宇宙飛行士への手紙
by you-lilly | 2013-09-30 22:52 | live
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